〒315-8640 茨城県石岡市石岡一丁目1番地1 Tel 0299(23)5600 gikai@city.ishioka.lg.jp |
令和2年度 総務委員会
関口委員長)ただいまから,総務委員会を開会いたします。 本日の議題は,お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。 次に,本日の案件の調査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。 これより議事に入ります。 初めに,所管事務の調査として,「議場等照明設備について」を議題といたします。 本件について,執行部より説明を求めます。 なお,発言は挙手によりこれを許します。 管財課長)私から議場等照明設備についてご説明申し上げます。財務部資料をご覧いただきたいと思います。表紙をおめくりいただきまして,議場・委員会室・全員協議会室照明工事(案)をご覧いただきたいと思います。現在,議場,委員会室,全員協議会室が場所によって薄暗く感じられるところがあるとのご指摘などをいただいている状況でございます。このようなご指摘を解消するため,今年度の予算で,照明器具の交換を行うことで,議会活動などで支障などが出ないようにし,資料などがより見やすくするための工事を進めて参ります。 まず最初に,議場,委員会室,全員協議会室には,合計で97個の照明器具が設置されてございます。 次に,1の照明器具についてでございます。この照明器具の付いているLED電球の明るさは,現在,3,600ルーメンのLED電球でございますが,これを9,300ルーメンのLED電球に交換いたします。また,光の広がりにつきましても,現在は30度で照らしてございますが,これを62度に広げることによりまして,議場などを全体を均等に明るくするようにいたします。 次に,2の部屋の照度でございます。現在の照度と,交換後の照度のイメージを委員会室,議場,全員協議会室と掲載をいたしました。部屋の明るさは,現在,窓際などは100ルクス,それから部屋の中央部は900ルクスの明るさとなってございますが,今回LED電球を交換することで,600ルクスから1,800ルクスの明るさになります。また,タブレットのコントローラーで明るさの調整ができるようにいたします。下段の参考イメージをご覧いただきたいと思います。あくまでもイメージ写真となりますが,議場と委員会室につきまして,ご覧のようになると想定をしてございます。 最後に今後のスケジュールでございますが,入札を行いまして,LED電球の製作に入り,実際の取り付け工事については,足場などの設置も必要になりますので,議会事務局と協議をしながら,第4回定例会までの適切な時期に工事を進めたいと考えております。 説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 関口委員長)以上で,説明は終わりました。 ただいまの件について,ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。 ご質問等ございませんか。 谷田川委員)工事の日程なんですけれども,第4回定例会って言ったよね,今ね。そこまでなんで時間かかるんですか。 管財課長)はい,ご答弁申し上げます。今回作成いたします電球でございますが,発注後,受注生産となりまして,3か月ほど製作に時間がかかる見込みでございますので,9月定例会終わったあと,第4回定例会前までの間に,調整を行って参りたいと考えてございます。 谷田川委員)受注生産ということで,3か月ほど納期がかかるということなんですけれども,この問題が出る発端となったのは,本庁舎を使用し始めて,これでは暗いという問題は,出てたはずなんですよね。何回も何回も照明が暗いっていうことで,提案をしながらここまで来たんですけれども,実際その最初の段階で,工事を受け渡された段階で,ピシッとこの指摘をしてれば,改めて予算を組む必要はなかったんではないかと,今思われるんですけど,これは暗いよと工事としてはちょっと使いづらい,もう少し照明に対して,やり直しをしてくれというような話ができたと思うんですが,ここまで延びちゃったということは,業者の責任ではなくなっちゃったということなんですか。 管財課長)はい,ご答弁申し上げます。設計の段階から,このような照明器具に関しましてもいろいろと打ち合わせがあったということでございます。そのような中受け渡し後,いろいろなご意見がございまして,暗いといったようなご意見もいただいたところでございます。そう言ったことで,今回,照明器具の交換を行うといった運びになったところでございます。 谷田川委員)指摘をされて,初めてそういう交換という方向に動き出したということなんですけれども,実際そのこれだけの庁舎でありますんで,最初からきちんとこの照明の問題に関しましても,業者ときちんと打ち合わせをしていれば,こういう事態にならなくて済んだのかなというふうに思っています。また,この議場とか,委員会室ばかりではなくて,職員の皆さんが執務をする部屋においても,状況としては同じ状況ではないかということが考えられますので,その辺のところはどうするのかお答えをいただきたいと思います。 管財課長)はい,ご答弁申し上げます。議場以外にも照明などが薄暗いというようなご意見などもいただいているところでございます。順次業者の方ともどのような方法が考えられるか打ち合わせなどをきちんと行ってるところもございます。そういった状況を見ながら改善できるところは改善していくように努めて参りたいと考えてございます。 谷田川委員)この問題に関しましても,だいぶ皆さんからの意見はあったと思います。それにしてもやっぱり対応が遅いということに関しましては,もう一度,業者との詰めをきちっとしていただきながら,早急にこの問題が解決されるように,望んでやまないところであります。以上です。 村上委員)今回いただいた資料の,現状の照度ということで,この表を初めて拝見しておるんですが,これは今回の提案に合わせて,各ポイントで照度を測られたのか,それとももともとの設計の段階でこういうものがあったのか,それはどのような状況なのかをお尋ねします。 管財課長)はい,ご答弁申し上げます。今回暗いというようなご指摘をいただきまして,各ポイントを押さえまして照度を測ったところでございます。 村上委員)では,このポイント測ったときに実際の完成の設計の段階で,予定されていた光量というのはクリアできていたのかどうかっていうのは,確認されていますか。 管財課長)はい,ご答弁申し上げます。最初の設計の段階ということでございますけれども,900ルクスということで,基準のほうは満たしているということでございます。 村上委員)今,900ルクスということでしたけれども,900は黄色い線のところですよね。全体をカバーしているのは本会議室であれば,600で,議長周辺のみ900,委員会室も中央や端っこ,ポイントごとが900で全体には600,全協室に関してもほぼポイントでしか900はクリアできていないんですが,これも設計どおりなんでしょうか。 管財課長)はい,ご答弁申し上げます。おおむね,執務室とか部屋の照度ということで,大体900ルクス程度ということで,照度のほうは満たしているとこでございますが,ただ,ポイントポイントによっては100ですとか,300ですとか,窓際になりますと,そういった照度になっているといったところでございます。 村上委員)ではそれで,設計のおおむね900というのはクリアしているという判断で本当に正しいのでしょうか。 管財課長)はい,ご答弁申し上げます。最初から,建設当初から900ルクスということでございましたが,実際使用してみますと,暗いといったところもございますので,今回照度を上げまして,見やすくするような工事を行うところでございます。 村上委員)設計は900で,実際使用したら900無いんであれば,これは,設計や施工側の瑕疵というふうに考えられるものではないのかなと思うんですが,その辺りはいかがなんでしょうか。 管財課長)ご答弁申し上げます。設計の段階では900ございまして,実際にも900ございました。ただ,実際900ルクスということで,実際使ってみまして,やはりその暗いといったご指摘などもございましたので,やはりその点は改善したいということで,今回1,800までルクスを上げて見やすい議場ということで改善したいというふうに考えてございます。 村上委員)何度も,もう一度ちょっと確認なんですが,設計が900で今現状900ないというふうにこれ思うんですが,ポイントでも900があればそれは900をクリアしているという認識なんでしょうか。 管財課長)ご答弁申し上げます。だいたいおおむね900ということなんですけども,ポイントポイントによっては,やはりその暗いといった部分もあるところでございまして,議場全体を見やすくするために今回900から照明の方,照度ですね上げて,改善したいというふうに考えてございます。 村上委員)何度も,理解が進まなくて申し訳ないんですが,特に本会議場について,これ,900クリアしている状態というふうにこれは評価するものなんでしょうか。設計が900で,実際使用開始したところで900のところもありますが,おおむね逆に言うとおおむねクリアできてないところが多いようにこの資料からは見受けられるんですけれども,これは900をクリアしている状況というふうに考えてよろしいんでしょうか。 管財課長)はい,ご答弁申し上げます。今回照明の広がりですね,これが30度ということでございまして,900ルクスのところもございますが,窓際とかそういったところは100から300といったところになってございますが,部屋全体としては,明るさのほうは確保しているというようなところでございます。 村上委員)ちょっと戻りますけれども,部屋全体では明るさを確保されているということなんですが,これは最初の設計どおりの数字なんでしょうか。先ほどの説明を伺うと,部屋としては900を設計として確保していたというふうに私は認識したんですが,ただ実際はポイントでしかクリアしていなくて,当たり前ですけれども,ライトの下明るさ測ったから大丈夫ですなんてことはあり得ないと思うんですね。その部屋全体を使うわけで,その全体が900をクリアしていなければ,そもそも設計がミスをしていたのかなっていうふうに感じますし,その辺は実際どうなのかという意味で,本当にこれが設計どおりなのか,逆に言うと設計どおりやって,900クリアできなかったら,それは設計のミスだっていうふうに感じるのが普通なのではないかなと思うんですが,その辺はいかがでしょうか。 管財課長)はい,ご答弁申し上げます。部屋全体として,900ルクスは確保しているところでございますが,ポイントポイントとしましては,窓際とか100ルクス,300ルクスのところもあったところでございますが,部屋全体としては,900ルクスといったところで確保したところでございます。ただ実際使ってみますと900ルクスの照明でございますが,暗いといったところもございますので,今回改修する運びとなったところでございます。 関口委員長)暫時休憩いたします。 ―休憩― 関口委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。 管財課長)はい,ご答弁申し上げます。JIS基準ジェイアイエスの照明基準でございますが,照明照度としまして会議室は500ルクスといった基準がございまして,これを目安に設計を行ったところでございます。 村上委員)今JIS基準をお答えいただきましたけれども,設計は900で設計されていたわけですよね。それで実際に照度をこのように測るとまだらのようになっていて,特に本会議場においては,全体を900クリアしていない。会議室のJIS基準が500であるから,それをクリアしているからいいとかという議論ではなくて,設計が900でされているのに,それをクリアしていないという現状をどのように感じているのかというのをお尋ねしています。 管財課長)はい,ご答弁申し上げます。大変失礼いたしました。設計の方でございますが,JIS基準の会議室500ルクスというJISの照明基準の照明照度に基づきまして,設計の方でございますが,500ルクスを目安に設計を行ったところでございます。大変失礼いたしました。 関口委員長)訂正するってことですか。もう一回その点もう一回話してください。 管財課長)はい,大変申し訳ございませんでした。設計の目安のルクスでございますが,訂正申し上げます。大変申し訳ございません。照明基準,照明照度でございますが,会議室500ルクスというもの,これを目安に設計のほうをを行ったところでございます。大変失礼いたしました。 村上委員)そうしますとちょっと前提もう一度確認なんですが,最初設計900というふうにご説明したのは,何かとこう勘違いされたというか,何に基づいた説明だったんでしょうか。確認したところ,500であったということでよろしいのか,もう一度ご確認いたします。 管財課長)ご答弁申し上げます。大変申し訳ございませんでした。確認いたしましたところ,この会議室500ルクスを目安に設計を行ったところでございました。大変申し訳ございませんでした。 村上委員)はい,ではまず前提としては確認というか状況は理解いたしました。 次にですね,この新規の器具交換後の照度なんですが,個数は同じで,照度,約3倍近くなる場所も部分的にありますけれども,逆に言うと間引きをして,個数を減らすことで,費用を抑えることができる部分もあるのかなというふうに逆に今度感じてしまうんですけども,その辺りはいろいろシミュレーションはされるのでしょうか,それともこの97台をすべて交換するということしか検討されていないのでしょうか。どうでしょう。 管財課長)ご答弁申し上げます。個数でございますが,97個の交換を想定いたしまして,どのぐらいの照度になるかということで検討を行ったところで,1,800ルクスということでございます。また1,800ルクスは最大の明るさにしたときのルクスでございまして,明る過ぎる場合には手元のタブレットによって,照度の調整ができるように今度いたすものでございます。 村上委員)はい,今既存ではそういう機能がないものを,今度は追加で新たにそういうものを付けて,明るさの調整をしていくということだという理解でよろしいのでしょうか。 管財課長)はい,ご答弁申し上げます。委員さんおっしゃるとおりでございます。 櫻井副委員長)今回電球の交換をするということで,オリジナルの電球の製作というご説明をいただきました。これ今使ってる3,600ルーメンは通常の市販の電球だということでよろしいんでしょうか。 管財課長)ご答弁申し上げます。現在使用しているのが,既製品でございます。ちょっと市販の方か確認してございませんが,既製品でございます。 櫻井副委員長)今回照明が暗いということで,オリジナルの電球を設計して,作成していただくっていう,石岡市役所独自の電球っていうことになるだろうと思いますけども,本来であれば,費用を抑えるのであれば,市販のものを活用するっていうのが,一番費用を安くするし,なんかあった場合ですね,電球が切れた,壊れたといった場合に交換しやすいっていう,この担保されますんで,そういったところのご検討はされたのかどうかをお伺いいたします。 管財課長)ご答弁申し上げます。議場の天井の高さですけれども,高さが高くなってございますので,市販のものではなく,照度が届きませんので,今回既製品,今回受注で特注で作るわけなんですけども,電球の方ですね,広さと照度それから照明の方を確保できるものということで,今回受注の電球に交換するというところを考えているところでございます。 櫻井副委員長)そうしますと,現状,天井,委員会室ですけど見ますと,この大きさの電球で,明るさの強いものというイメージなんですかね。それともソケット部分も含めて全部ですね交換して,より大きなものに変えて電球,ルーメンですね,明るさも明るくなるのか,大きさそのものはどうなんですかね。 管財課長)ご答弁申し上げます。大きさ的にはこのタイプと同じものでございます。電球と付いてるソケットの部分を交換するものでございます。 櫻井副委員長)デザイン的なものをもし無視していいかどうかはわかりませんけど,本来であればLEDの蛍光灯でやれば,金額は相当抑えられるんじゃないかと思います。蜂の巣状のデザインにして,その中にスポット的に入れて見た目は非常にかっこいいわけですけれども,現状使うに当たっては非常に使いづらい。書類を見ると影ができてしまうので,各委員,議員の方から明るさはどうなっているんだろうっていうことで,今回の委員会での議題となっているのだと思いますけども,費用の方伺ってないんですが,見込みとしてどのぐらいの費用がかかるのかをお尋ねしたいと思います。 管財課長)はい,ご答弁申し上げます。今回足場なども組む予定でございまして,予算額としては770万円を予定しているところでございます。 櫻井副委員長)実はですね,議場の電球に関しましては,本庁舎の建て替えの際にですね,確か私,注文した覚えがあるのはですね,できれば電球のほうは吊り下げ式の活用ができないのかって言った覚えがあります。というのは電球の交換には,足場の話が必ず出てくるんですよね。旧石岡市議会の議場もそうでした。実は東日本大震災で本庁舎被災したわけですけども,当時電球やはり切れてまして,足場を組まなきゃいけない,あるいはそれに代わる機械ですね入れて,電球を交換するのに相当な費用がかかるっていうことで,当時電球を切れたままにしてたって記憶がございます。新庁舎の建設に際しては,できれば電球の交換がしやすいものというお願いをした覚えがあります。その際の答弁がですね,LEDなので球は切れないっていうようなことを確か答弁されていたと思うんですけど,今回球が切れて交換するわけではありませんけど,現状そういった指摘がですね,きちっとされてなかった,考慮されてなかったっていうのが今回の話なんだろうと思います。当然9,300ルーメン今回換えますけども,それで本当に大丈夫なのかどうかってちょっと疑問なところもあります。先程ですね,500ルクスでJIS規格はなされてて,設計もなされてると言ってましたけども,たまたまなんでしょうけども,私の本会議場の議席ですね,そこは半分は300ルクスですね。またここの委員会室,私が現在座っているところも300ルクスの範囲に含まれてまして,JIS規格の500ルクスどちらも合致してないんです。その辺もどのようにお考えなのかをお尋ねしたいと思います。 管財課長)はい,ご答弁申し上げます。部屋全体ということでございますけれども,JIS規格では確かに会議室500ルクスということで,推奨照度ということでこれを目安に設計したところでございます。ただその時間帯とか日の当たり具合などによっても,変わってくるかと思いますが,実際のところ部屋の端っこのほうなりますと,100とか300とかそういった部分が出てきているというのが現状でございまして,こういった点を改善していきたいと考えてございます。 櫻井副委員長)はい,残念ながらきちっとしたですね設計の段階あるいは施工の段階でですね,会議室で使うというところを踏まえた照度をですね確保できていなかったという,私はミスだと思いますこれは。指摘させていただきます。これは十分反省していただきたいと思います。なおかつですね,先ほど来各委員から質問のほうありましたけれども,会議室としてのその明るさ確保されていないという中での今回の委員会での議題にあがっているわけでありまして,今後の整備に関しましては,なるべく費用を安く,なおかつですね将来また球の交換の時に大きなお金が動くなんていうことがないようにですね,十分にもう一度いろいろな方策を検討していただきたいと思います。今回お示しいただいたものが最良であると私とても思えませんので,その辺も踏まえてご検討いただければと思います。以上です。 関口委員長)ほかに質問等ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 次に,「八郷総合支所の有効活用について」を議題といたします。 本件について,執行部より説明を求めます。 八郷総合支所総務課長)はい,それでは私の方からは,八郷総合支所の有効活用についてご説明させていただきます。支所の有効活用につきましては,図書館機能を中心とした施設の複合化について,本年度工事に向けた準備を進めておりまして,過日,本委員会において,基本設計案についてご説明させていただき,ご意見を頂いたところでございます。資料の1ページを開いていただきまして,工程表がございます。前回より変更のあった箇所を赤で表示しております。上から2段目,オレンジのグラフで基本設計,実施設計委託を履行中でございます,基本設計確定後,速やかに実施設計に入りまして,工事発注できるよう進めていきたいと考えております。 次に,中段の緑のグラフで,改修工事について,こちらの工事の契約は議決案件となる事を想定しておりまして,実施設計の進捗次第ではありますけれども,9月定例会に上程できるよう準備を進めて参りたいと考えております。 工事期間については,年度内完了を目指してございますが,庁舎を利用しながらの工事であること,2階・4階部分について同時に工事を行うことができないこと,さらに,今後の新型コロナウイルス感染対策の状況が読めないことを加味いたしますと,場合によっては工期の延長・繰越といった対応も必要となることについて,ご理解いただけますようお願い申し上げます。 次に,同じ緑のグラフで,改修工事の下,備品購入について,庁舎の改修工事に伴い必要な備品を設置するものでございます。 発注時期については,こちらも議決案件を想定しておりまして,12月定例会に上程できるよう準備を進めて参りたいと考えております。 次に,一番下の段,移転作業については,まとまった閉庁日が必要なことから,現在の計画としては12月末を目途に,教育委員会が4階に移転予定でございます。 その後2階部分の工事完了後,集約される各施設が移転作業に入る予定でございますが,先に説明させていただきました工事の進捗状況によって,これらの時期については変更となる場合もございますので,適宜,進捗についてご報告させていただきながら,時期を決めていきたいと考えてございます。 次に,庁舎有効活用事業の基本設計案について取りまとめましたのでご報告いたします。 基本設計案につきましては,3月の総務委員会においてご説明させていただきまして,委員の皆様よりご意見を頂いた内容を反映したものとなってございます。 それでは,工程表の後ろからの資料となります基本設計説明書のうち,修正を行った箇所についてご説明いたします。 最初に,基本設計説明書7ページをお開きください。休日の図書館解放時のセキュリティ計画を記載してございます。 ご意見を頂いた中で,緊急避難時にセキュリティエリアの中を通過することの可否について,考え方を整理してございます。 ご意見をいただいた中で,緊急避難時にセキュリティ,失礼いたしました。総合支所の改修に伴い,既存の避難路に加え,2階テラス部分に屋外階段を設置して,避難経路とする計画です。この中で,2階の建物東側,図面で右側のエリアは,こちらについてはエレベーターホールを含め,全てセキュリティエリアとなってございます。 4階や2階からの緊急避難時にセキュリティエリアを通過することについては,設計事務所に確認しまして,緊急事態であることを鑑み,通過させることは問題ないということで回答を頂いてございます。 また,庁舎の執務エリアと解放エリアの区分けを,より効果の高いもので検討できないかというご意見について,1階エントランスのエリア分けは,侵入防止効果を高めるため,カーテン式のバリケードを設置する計画に修正してございます。 次に,8ページでございます。2階部分の書架重量に対する構造計算を行ってございます。 当初,低書架を採用したことにより,1平米あたりの設計時耐荷重300キログラムに対し,96.1キログラムと,余裕がある事から,開架図書のさらなる充実を図る目的で,教育委員会と協議を行い,中型書架に変更してございます。 これにより設計耐荷重は300キログラムに対し120.1キログラムとなりますが,十分余裕のある設計としてございます。 次に,9ページについて,電気設備の改修計画を記載してございます。 ページ右側下段にあります,図書館開架照明計画について,十分な明るさを確保できるよう考慮したほうが良いというご意見を頂いておりますので,全体的な明るさを確保する一文を追加しまして,実施設計に繋げていきたいと考えております。 最後に,14ページについて,図書館,農村資料館の内観イメージ,家具イメージを載せてございます。 このページは,今回特に修正は行ってございませんが,標準的な家具を載せておりましたので,もっとデザイン性やトキメキを感じられる家具,レイアウトにすべきではと,ご意見を頂きました。 こちらにつきましては,基本設計としては,あくまでイメージとして,標準的な家具等としてございますが,今後,実施設計,さらには実際に発注の段階で,教育委員会と協議を行い,より良い家具の選定やレイアウトの調整を行っていきたいと考えてございます。以上が,基本設計案の修正内容となります。 今後のスケジュールとしまして,今回ご説明させていただいた内容を,基本設計の最終報告とさせていただき,市長の決裁をもって確定させたいと考えてございます。非常にタイトなスケジュールとなってございますが,9月定例会での工事発注の本契約を目指し,準備を進めて参りますので,ご理解,ご協力頂けますよう,お願い申し上げます。説明は以上でございます。 関口委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件について,ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。 ご質問等はございませんか。 大和田委員)3月13日の委員会のときに,内覧のですね,いろいろご意見させていただきましたが,今回基本設計で何も変えていないということで,発注するまた,実施設計でよく検討していきますということでした。2か月前の前回の委員会のときに図書館協議会か何かが,計画を練ってきているというような話だったと思うんですけど,ぜひですね,900万近い設計,実施設計,基本設計合計900万ぐらいで,工事合計ですと当初予算ですと3億6,000万以上かかる事業なので,もっともっとよりよいものにしていっていただきたいなという意味で,2か月前に意見をさせていただいて,今回全然変わってなかったのでちょっとがっかりしたんですが,本当に利用者はですねもう一度行きたい,また,子ども連れてですねこの児童エリアとかで,遊ばせたいとか本を読ませたいとかそういうふうに感じていただけるような,トキメキとか,わくわく感とかドキドキ感とか,またこのリピーターとして何度も何度も行きたいっていうようなものに駆り立てられるようなものにしてもらいたいという趣旨で意見させていただいているので,近隣であれば,笠間の図書館であったり,土浦の図書館,前回私が提案しました多賀城市の駅前の図書館,そういうものも参考にネットで見れると思いますので,是非再検討実施設計ではしていっていただきたいなと思います。私の個人的な意見では,意見をまた言わせていただければですね,新聞の閲覧台,正直図書館にあまり必要ないと思うんです,こういうものは。石岡の図書館を見てもですね,毎回毎回同じ人が常時新聞を読みに朝来るみたいな感じの図書館は,私はその,あまり効率的に,新聞はそもそも自分でとって,購読してですね家で読んでくださいというスタンスの人間なので,やはり子どもさん達,または本当に読書,また勉学に来る方が,何回も何回も行きたいようなものにしていってもらいたいなと,こういう所にこの新聞を読みやすい斜めになってですね,何台かこうでてますけれども,そういう方が何回も来るっていうよりは,本当に我々の世代でも我々の下のもっと世代が,子育て中の世代が,ここに行って本を親しみ,地域の中でですね,しっかり子育てができるような,そういうものにしてもらいたいなと思います。是非実施設計期待してますので,再検討していただければと思います。以上です。 八郷総合支所総務課長)はい,貴重なご意見ありがとうございました。今後,実施設計を策定する中で,教育委員会等と連携しながら,よりよいものにしていきたいと考えてますので,よろしくお願いいたします。 関口委員長)ほかに質問等ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 次に,その他として市長公室より発言を求められておりますのでこれを許します。 政策企画課長)政策企画課から2点ほど報告させていただきます。 初めに特別定額給付金の進捗状況についてご報告させていただきます。資料は1ページをご覧ください。 初めに1の特別定額給付金についてでございます。新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を踏まえまして,人々が一致団結し見えざる敵との闘いという国難を克服しなければならないという状況の下,迅速かつ的確に家計への支援を行うために実施するものでございます。市区町村が実施主体となりまして,実施に要する給付事業費及び事務費につきましては,国からの補助10分の10を受けての実施となってございます。給付額は給付対象者1人につき,10万円を支給いたします。 次に2の給付対象者及び受給権者についてでございます。給付対象者につきましては,基準日,令和2年4月27日現在において,住民基本台帳に記録されている者であり,受給者はその者の属する世帯の世帯主となってございます。4月27日現在において,石岡市では対象者数7万4,221人,受給権者数である世帯数は,3万1,264世帯となってございます。 次に3の給付金の申請及び給付の方法についてでございます。感染拡大防止の観点から,給付金の申請は郵送申請方式及びオンライン申請方式を基本としておりまして,給付につきましては,原則として申請者の本人名義への銀行口座への振り込みにより行うこととなってございます。また,収入の減少などで生活に困っている方のため,申請書の窓口配布等による早期申請,手書きによる郵送方式を実施しているところでございます。 次に4の特別定額給付金の進捗状況についてでございます。石岡市におけるスケジュールにつきましては,早期申請,手書き郵送方式については,5月8日から受付を開始しまして,郵便申請方式が開始します5月21日までの申込期間としてございます。郵送申請方式につきましては,5月21日から受付を開始しまして,8月20日までの3か月間の申請期間を予定してございます。オンライン申請につきましては5月1日から受付を開始しておりまして,申請期間は郵送申請方式と同じ8月20日までとなってございます。5月15日現在の申請決定の状況についてでございますが,早期申請につきましては,580件ほどの申請を受理しまして,現在567件の決定をしてございます。郵便申請方式につきましては,5月21日に申請書の発送を予定しております。オンライン申請方式につきましては,現在836件の申請を受理しまして,812件の決定をしているところでございます。こちら合計いたしますと,申請は全部で1,416件,決定については1,379件となってございます。支給状況につきましては,5月の14日に第1回の支払いをしておりまして,本日の支給とあわせまして,これまで1,259世帯,3億4,170万円を支給したところでございます。給付金につきましては生活に困っている方への早期給付を始め,迅速かつ丁寧な実施をして参りたいと考えております。 続きまして,1枚おめくりいただきまして,新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金についてご報告いたします。2ページの方をご覧ください。 説明を申し上げます前に,配布させていただいきました資料の訂正がございました。中段の3の交付限度額でございますけれども,石岡市限度額2億7,588万6,000円とありますのを,正しくは2億7,586万6,000円でございます。お詫びして訂正をいたします。大変申し訳ございません。 それではご報告させていただきます。 初めに制度についてでございます。新型コロナウイルス感染拡大を防止するとともに,感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援し地方創生を図るため,緊急経済対策の全ての事項についての対応として,地方公共団体が地域の実情に応じてきめ細やかに必要な事業を実施できるよう,新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金,脱コロナに向けた協生支援金が創設されたところでございます。 次に対象となる事業についてでございます。下の図に示させていただいておりますが,緊急経済対策に掲げられた4つの柱,感染拡大防止策と医療提供体制の整備及び治療薬の開発,雇用の維持と事業の継続,次の段階としての官民を挙げた経済活動の回復,強靱な経済構造の構築のいずれかに該当する国庫補助事業等及び地方単独事業が対象となります。 次に交付限度額についてでございます。自治体の人口,財政力,コロナウイルス感染拡大状況により算出されることとなっておりまして,石岡市の交付限度額は2億7,586万6,000円でございます。これは第1次分として地方単独事業を対象とした限度額でなってございます。また,国庫補助事業を対象とした2次分につきましては,別途示される予定でございます。 次に交付金を活用した事業についてでございます。交付金の申請にあたっては,実施計画を策定し,国へ提出する必要がございまして,現在取りまとめを進めてございます。令和2年4月1日以降に計上された補正予算のうち,新型コロナウイルスの感染拡大の防止及び感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活の支援に効果的な事業について,交付金を活用し実施して参りたいと考えてございます。説明は以上でございます。 関口委員長)以上で報告は終わりました。 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。 大和田委員)特別定額給付金についてちょっと確認なんですけれども,本当に職員の皆さんこのコロナ対策,定額給付金の件もそうですし,コロナ対応で休日,夜間ですね,本当に一生懸命やられてる。私もあの見まして,本当に頭が下がります。本当にありがとうございます。SNSですでに給付金が支払われたという石岡市の市民の皆さんでいらっしゃいまして,またそういう早目のですね対応をしていただいているのも感謝します。ちょっとですね1点,仮に例えば75歳の独居老人の方で,目が不自由で,あんまりおぼつかないと,その方が申請はもちろんしていただいたほうがいいと思うんですけど,申請したいんだけれども,あんまりもう字も書けるような状況じゃない方に対しての,対応策っていうのはどのように検討されているのか,ちょっと教えていただければと。 政策企画課長)はい,お答えいたします。やはり市内にはですね,今回全世帯が対象となってございますので,一人暮らしの高齢者や,それから障がいを持っていらっしゃる方たくさんいるかと思います。その中でも特に高齢者の一人の世帯に関しましては,問い合わせがあり次第ですね,こちらある程度サポートができるように,個別に対応していきたいというふうに考えております。症状それぞれ個別にあるかと思いますので,内容お伺いしてこちらも積極的に対応したいというふうに考えております。 大和田委員)うちの地元にもですね,あんまのやられている方で,ちょっと目が見えない方いらっしゃるんですけれども,そういう方も今お答えいただいたようにですね,かゆいところに手が届く対応をぜひしていっていただきたいなと,そのように思います。特に高齢者もですね忘れちゃってですね8月20日過ぎちゃってもらえないっていうのはとても残念だし,そういう方に対してもですね,向こうから声があったから行くのではなくて,ある程度こう,そのしぼるというか,例えば80歳以上で独居老人で又は夫婦で住んでるけれども,あんまりこう申請がおぼつかないんだろうなというような,もしかして障がいがある方とか,そういうとこにはこちらからアクションを起こしてですね,ぜひやっていっていただきたいなと,本当に忙しい中ではあるとは思いますけれども,かゆいところに手が届く行政であってもらいたいと,そのような思いでお願いします。以上です。 関口委員長)ほかに質問等はございませんか。 岡野委員)確認なんですけど,特別定額給付金の中での基準日,令和2年4月27日ということです。ということは,それ以降,基準日以降に亡くなった方にも支給されると。であるいは,誕生,4月27日以後に生まれた方は,該当しないと,それから転出者ですね,4月27日以降転出された方,あるいは転入された方も該当,該当,転出した方は該当するんですか。転入された方が該当しないと。そういう様なことでよろしいですか。 政策企画課長)はい,お答えいたします。4月27日に亡くなられた方につきましては,こちら対象となってございます。28日に亡くなられた方につきましても,対象となりますので,その前日ですね,4月26日に亡くなられた方は,27日の住民基本台帳に掲載されませんので,対象外となってございます。それから,27日に生まれた方,こちら対象と考えております。それから,転入転出の関係でございますけれども,あくまでも27日時点に石岡市に住民基本台帳に掲載された方が対象となりますので,27日より前にですね,転出された方は他市町村での交付というふうになってございます。それから,転入転出に関しましては転入先と転出先がございますので,いずれかの市町村では交付というふうに対象となりますけれども,あくまでも27日時点で石岡市の住民基本台帳のある方は対象というふうになります。以上でございます。 岡野委員)転出された方,27日以降ですか,転出された方は石岡市で支給するということでよろしいですか。 政策企画課長)27日以降に転出にされました方は,石岡市からの支給ということになります。以上です。 岡野委員)それからですね,外国人についてお聞きしたいんですけれど,結婚している,しかしですね,住民基本台帳に登録されてないというような外国人もいるのでしょうか。 政策企画課長)はい,お答えいたします。こちらもですね,いわゆるその4月27日に住民基本台帳に登載されている方が対象となりますので,いわゆるその,住民票のない方は対象から外れるような形でございます。 岡野委員)今話しましたけど,結婚しても住民基本台帳に登録されていない方も外国人にはいるっていうことで,そういう方もおりますか。 政策企画課長)日本国内に今現在おります方でも,住民基本台帳のない方でなおかつ結婚されている方,まあ外国の方とご結婚されている方で,そちらにつきましてもやはり考え方としましては,住民基本台帳に登載されていない方は対象外というふうに考えております。 岡野委員)もう一つ確認しますけど,外国人で在留資格のある方とない方がいますよね。で,ない方はまあ,在留資格がある場合にはどうなんでしょうかね。 政策企画課長)はい,個別案件になろうかと思いますけれども,在留資格があったとしてもですね,住民登録をされない方っていうのが,いらっしゃると想定すればですね,住民基本台帳にない方は対象外というふうに考えております。 岡野委員)あくまでも住民基本台帳に登録されているか,いないかによって決まるということですね。 政策企画課長)はい,そのように考えておりまして,一つには在留資格,日本国内に以前から居住することが証明されまして,入管等でそういったとこの証明があって,住民基本台帳がその登載,27日以前に登載されるような復権するような形があれば,それは,基本台帳にのりますので,対象となろうかと思いますけれども,いずれにしても27日時点での登載がない方は対象外というふうに考えております。 関口委員長)ほかに質問等ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長)ないようですので,他に,その他として何かご発言はございませんか。 八郷総合支所総務課長)はい,それではその他ということで申し訳ありません。先ほどの説明の中で,追加で説明したいことがございまして,よろしくお願いいたします。 今回の八郷総合支所の有効活用につきましては,工事の概要につきましては,今回基本設計をお示しさせていただいたところでございます。その他で,以前の総務委員会の中で,3階の市長室そういったところの有効活用について,整理を行っておくようにということでお話をいただいてございます。こちらにつきましては,現在の市長室,支所の市長室につきましては,改修に伴う移転の中で,監査委員事務局こちらの執務室に利用しようということで計画をしてございます。その脇,その他に隣の部屋なんですけども,応接室と旧助役室こちらの部屋もございます。こちらにつきましては,会議等や,打ち合わせ等のミーティングルームこういったものに利活用しようということで考えてございますので,この場を借りて補足で説明させていただきます。よろしくお願いいたします。 関口委員長)ほかにその他として,何かご発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長)ないようですので,以上で本日の総務委員会を閉会いたします。 |